みなさん、ラーメンもイイけど、カレーも食べてますか?
あ、しまった!
タイトルの答えを早々に暴露してしまった!!
という事で、今回はカレーのお話。今回は?というか今回も。
過去にも相当数、カレーに関する話をしている事が調査の結果判明してはいるんですが、懲りずにカレーの話をさせていただこうかと思います。
【旧】煩悩の赴くままに: 093:カレーなる一族!の巻
独身時代の貧しい食生活を支えた松屋のカレーに対するリスペクト炸裂っ!なお話。
【旧】煩悩の赴くままに: 094:私がカレーを殺した!の巻
ロイヤルホスト夏のカレーフェアとIKEAとCoCo壱番屋が登場する豪華なカレーのお話。
【旧】煩悩の赴くままに: 170:まるでだめなおとなのCafe&Bar madawo.com に行ってきたよ!の巻
いまは亡き「まだおカフェ」に立ち寄る前に腹ごしらえした「ゴーゴーカレー」が登場するお話。
今回は、ここ最近、関西方面に出張した際(新大阪駅を経由する場合に限る)に必ず立ち寄るカレー屋さんについて触れてみたい、と思います。
場所はズバリ新大阪駅の構内になります。
東京から約二時間半の長旅を終えた後、昼メシで立ち寄るもよし。帰りの新幹線を待つ時間調整の間に夕食を食べに立ち寄るもよし。
とにかく、新幹線で新大阪を経由するルートの出張の際には、ここ最近必ず立ち寄ってるカレー屋さんなんです。
それがこちらっ!
モジャカレー(ビッラルさんのモジャカレー) [食べログ]
こちらがボクのお気に入り、その名も「ビッラルさんのモジャカレー」です。
新幹線・在来線の改札フロアー(3Fになるんすかね?)からエスカレーターで2フロアーほど下った1Fに、「浪花のうまいもん横丁 味の小路」という場所があるのはご存知でしょうか?
だいたい新幹線改札寄りの位置になります。
この日、新大阪に着いたのは12時半頃。昼メシのピークも過ぎた頃を見計らって行ってみました。位置を確認してみましょう。
エスカレーター脇に煌々と輝く看板があります。
味の小路の配置図でいうとこの辺りになります。
ここが入口。
間口も狭いが中も狭い。7人座ったら一杯になるカウンターがあるだけなんです。
目印はこの看板。
この方がビッラルさんなんでしょうか?
昼メシのピーク過ぎを狙って行ったにも関わらず、この看板の前に一人女性が佇んでおりました。
(並んでるのかな?)と思い、ひとまず声を掛けてみます。
あの、並んでらっしゃるんですよね?
「あ、いえ、違うんです。いまちょっとカメラが入ってまして……」
(カメラ?)
「あの、ご迷惑をお掛けしますが、ご協力いただけますか?」
と言って、手渡されたのがこれ。
どうも、テレビの取材のようです。
「いま中は空いてますので、どうぞ入って下さい。」
促されるままに店に入ると、ホントだ、客は一人しかいないみたい……と思ったら、片手にビデオカメラを携えたスタッフさんでした。
ひとまず空いている椅子に座り、カウンターの中の女性店員さんに注文します。
ボクが選んだのはノーマルなモジャカレー。辛さは普通です。値段は600円。
すると、先に店内にいた男性のカメラマンさんが関西弁で話しかけてきます。カメラはこちらに向けず、厨房の様子を撮っているみたいです。
「こちらにはよくいらっしゃるんですか?」
ええ、最近は出張のたびにこちらに寄らせていただいてるんです。
「出張?というと、どちらから?」
東京からです。新大阪に来た際には、ここで飯を食べることにしてまして……。
「えっ!!す、すんません!今の話、もう一度よろしいですか?」
ここでいきなりカメラがボクに向けられます。
店の外にいる女性スタッフが呼び出され、マイクも突き出され、いきなり取材を受けるハメになりました(笑)。
ちょ、これってテレビですか?
「関西でしか映りませんから、よろしいですやろ?大丈夫。な〜んも問題あらしまへんがな。」
(お前が決めるな!)とツッコミたい気持ちをグッと我慢して、あっさり(……ま、いいか)ということで話は先に進みます。
もう一度さっきのやり取りを繰り返すことになりました。
インタビュアーはカメラを構えた男性です。
「よくこちらにはいらっしゃるんですか?」
ええ、東京から出張で来てるんですが、新大阪駅に来る時には必ずこちらでカレーを食べるんです。
「必ず、というと、こちらのカレーがお気に入り?」
ええ、もともとカレー好きってのもあるんですが、こちらのカレーは美味しいと思いますよ。
「どのあたりが美味しいかというと……」
(うぅっ、かなり突っ込んでくるな。)
ここはグルメレポーター並みに味の詳細を視聴者の方にも伝えねばなるまい。変な使命感がボクの心のなかに芽生えます。
……そうですね。東京にも色んなカレー屋さんがあるんですが、こちらのカレーは少し酸味があるところが変わってて、辛さも適度だし。それに、肉や野菜が崩れるまで煮込んである味わい深いカレーで、ボクの好みなんです。量もボリュームがあるのに、値段は結構安いですしね。
そうなんです。ボクの好きな松屋のカレーもそうなんですが、具材の原型が判らなくなるくらいとことん煮込んであるトロミのあるカレー。まさにボク好み。ドンピシャ。
しかも、ボクの注文したノーマルなモジャカレーは600円とリーズナブルなんです。
「なるほど、ありがとうございました。」
かなり長めにコメントしたのが良かったのか、ここで解放されました。ようやく待望のカレーにありつけます。
そうこうしているうちに、別の常連らしきおじさんが店に入ってきます。
狭い店なので、先ほどの男性カメラマンが「あ、すんまへん」といいつつ、一旦店の外に出ます。
おじさんが席につくやいなや、再び男性カメラマンがその後を追うように再入店。さっそくそのおじさんにも取材を試みます。
「すんません、いまテレビの取材が入ってるんですが、少しよろしいですか?」
ボクの時と同じように、カメラとマイクをおじさんに向けます、が……。
「あかんあかん!そんなテレビなんてあかんやろぉ〜。」
「あ、そうですか。そいつは失礼しました。」
「テレビってどこの?」
「『ビョウチャク』ってご存知です?駅から1分以内で行ける店ばっか扱ってるコーナーでして……」
「おお!知っとる知っとる。朝の番組やろ?ほーかほーか、そらよろし。で、いつ放送すんねん?」
「あ、ありがとうございますぅ。9月5日ですねん。」
ここら辺の会話の中身は東京から来たボクには全く判りません。『ビョウチャク』ってのはなんなんだ?
後で判ったことなんですが、先ほどいただいたシールに書いてあることから調べてみると、読売テレビで平日(月〜金)あさ5:20〜8:00に放送している「す・またん」という番組の「駅スグ秒着グルメ」というコーナーようですね。
ということで、すっかりカレーの話ではなくなってしまいましたが、そんなエピソードがあったので書いてみました。
埼玉に住んでるボクが9月5日のその番組を見ることは決してないのですが、関西にお住まいでこのブログを読んでくれている方は、お時間があったらチェックしてみて下さい。
ボツになっていない限り、画面の中にボクがいるはずです。
こんな感じの顔のボクが……。
......あぁ、しまった!またカレーの写真を撮り忘れてるっ!
ってなことで、今回はここまでっ!
(おわり)
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