【当ブログの説明】

こちらは、かつてPosterousというミニブログサービス上で運営されていた「ほぼ日刊ひろさの」及び「煩悩の赴くままに」というコンテンツを再生することだけを目的に開設されたブログになります。
全部で400近いエピソードが収録されておりますが、2011年3月から2012年10月までに書かれたエントリーですので、かなり古い情報も含まれておりますことをご了承願います。

2011年3月4日金曜日

002:怒るっ!の巻

とある下請会社との打合せがあった。

その会社の窓口担当は、実はボクと同じ会社に同時に入社した同期で、いまはその下請に出向している。

ビジネス的な関係ではボクが発注元で彼が受注先という序列がついてしまうのだが、内実は一緒に仕事している時間も長いし同期で仲もいいし、お互いを認め合っているから序列なんてものは存在せず、お互いに同列だって思っていると思ってた。

その彼が悩みを打ち明けてきた。

契約にない過剰なサービスをしてしまったが故に、その出向先のメンバーから疎まれていると悩んでいた。

内容を聞いたら、彼は彼の良心や信条に基づきやるべきと判断したからやったことだった。休日を潰してまで、客先や出向先の事を考えてしたことだった。

それはサービスを享受した側にも喜ばれた。

そのサービスによってコストが嵩んで利益が減ることもなく、逆に間接的に僅かではあるが売上にも多少なりとも貢献できていた。

彼は満足だった。

そりゃそうだ。ボクでもそう思う。

ところが、彼の出向先のメンバーはそう思っていなかった。

目立ちやがってというヤッカミではなく、「余計な事しやがって」という理由だった。

その真意は、「お前がそんな事すると、俺らまでやらなきゃなんなくなるじゃねーか!」ってことらしい。

おいおい、ちょっと待て。

言い方は悪いかもしれないが、そういう気遣いというサービスがあったればこそ、お前らの会社にわざわざ発注してるんじゃねーかと。

しかも、勝手なサービスされても、その分予定外なお金もキチンと払ってるじゃねーかと。

そのせいで、ボクの仲のいい大切な同期がいわれなきプレッシャーを感じているということに憤りを感じた。感じてしまった。

契約に書いてあることしかやらないような会社であれば、こちらから願い下げだっちゅーの。

いつから、そんな世知辛い世の中になってしまったんだと。形式的なおざなりな対応しかデキない社会になってしまったんだと。情けなかった。

ここで披露する事ではないかもしれないが、ボクにとっては衝撃的な出来事だったので、記録としてここに記しておこうと思う。

始めたばかりのブログでこんな説教じみたこたぁ言いたかなかったが、ネガティブな記録として残しておこうと思う。

(おわり)

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