【当ブログの説明】

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2011年3月21日月曜日

019:ボクラの音楽!の巻#5

今度は純粋に音楽に関するお話でもしてみますか。過去の話と多少ダブるけど、ゴメンよ。

物心がついて最初に音楽に触れたのは、幼稚園の年長の時だな。

母親の趣味で、本人(ボク)がやりたいと言ったわけではないのに、突然ヤマハのオルガン教室に通うことになった。周りは女の子ばかりで男はボク1人。いま考えるとパラダイス以外の何物でもないんだけど、その年頃だと恥ずかしいだけでね。

だから乗り気じゃなかった。友達ができる訳じゃないし、ホントは鍵盤叩きたかった訳じゃないし、才能あるはずないからあまり上達しないし。男の子1人ってこともあって発表会では大ダイコやらされた。オルガン全然関係ねぇー!

それでも2年間きちんと勤め上げて、次のエレクトーンにステップアップすることになった。ここが辞め時だと思ったんだけど、母親が乗り気だったから仕方なく従った。なんて空気の読める小学2年生。エラいぞ!ボク!!

エレクトーンも極めるとスゴい事になるんだけど、両手だけでも大変なのに足でも鍵盤踏まなきゃなんなくて、それはそれは難しかった。また男は1人。発表会ではドラムを担当させていただきました。ホント、何を習いに行ってたんだかわからん。

それでも、一応エレクトーンの検定試験みたいのがあって、グレード何級だったかを取った記憶がある。この時、小学校3年生だった。

子どもの時ってあんまりクラシックとか興味持てなくない?

だからオルガンもエレクトーンも演奏すること自体はそんなに嫌いではなかったんだけど、演奏する楽曲が面白くなくてね。次はピアノって母親に言われたんだけど丁重にお断りしました。

ただ単に辞めるって言うと説得力ないから、カラダを動かすスポーツをやりたいっつって男の子らしいところをアピールしてね。ここで辞めました。ホントは後悔することになんだけどね。もうちょっとちゃんとやっときゃ後で役にたったんだけどな。

ここで一旦、演奏からは離れることになって、もっぱら音楽は聴くものになっていったのさ。

最初は特撮番組の主題歌とかアニメソングのレコードを聴いてばかりいたんだけど、小学校も高学年になるとマセてきて、芸能人とかアイドルとか歌謡曲に興味持つようになるじゃない。

オルガンとかエレクトーンで演奏するクラシック音楽への反動もあって、家ではオヤジがよくかけていた石原裕次郎とか内山田裕とクールファイブのアルバムを一緒に聴いたりしてた。渋いっしょ(笑)。

夜のヒットスタジオとかザ・ベストテンとかトップテンとかをTVで観るようになったりしたのもこの頃ね。

オヤジは専ら演歌目当て。五木ひろしとか八代亜紀ね。

ボクは西城秀樹とか田原俊彦とか近藤雅彦などの男性アイドル目当て。だって小学生だから女性アイドルの松田聖子河合なお子柏原芳恵なんかを好きだって言えないんだよね。なんか恥ずかしくてさ。

一応聴いてはいたんだけどね。

でも、今になって冷静に振り返ると、聖子ちゃんよりも河合なお子や柏原芳恵が好きだったのは、オッパイ大きかったからだな、たぶん……。

長渕剛がまだガリガリで上下ジーンズの衣装でフォークっぽいのを歌っていたっけ。「順子」とか「グッバイ青春」とか。今の長渕からは想像できないだろうな。いまじゃ身体だけみたらジュニアヘビー級にした蝶野だもんな。ファンの人がいたらゴメンよ。

ニューミュージックも流行りだした頃だったね。

ユーミンとか中島みゆきとか。意味も分からず「悪女」とか聴いてたし、ばんばひろふみの「幸子」って暗い歌もよく聴いたな。オフコースの「さよなら」とかさ。

フォーク崩れのミュージシャンが多かったんだよね。CHAGE&ASKAなんかも「ひとり咲き」「男と女」「エピローグ」なんて曲はフォークっぽかったからなぁ。

サザンオールスターズも出だした頃かな。子ども心に衝撃的だったよ。上半身裸でベストテンで大騒ぎしてんだもん。歌詞も訳わからんし。車でカセットかけると、よくオヤジが文句言ってたよ。「何言ってんのかわからんっ!」てね。そんなところがまた良かったりするんだよね。「ふぞろいの林檎たち」はまだ子どもだったから、見てませんでしたよ。「いとしのエリー」や「栞のテーマ」だっけ。

まだ小学生だからラジオでエアチェックしてカセットに録音して、そんなのを聴いてたんすよ。ずーっと。

(おわり)

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